がん予防

葉酸と赤血球

赤血球も通常の細胞と同じように、作られる過程で葉酸が必要です。
赤血球はどんどん新しく作られているため、常に葉酸を消費することになります。

赤血球には核がありませんが、作られる過程では他の細胞と同じように核があるので、核酸を作る働きのある葉酸が不足していると正常な細胞を作ることができません。
葉酸が不足している状態だと、赤血球が通常より巨大化してしまいます。
赤血球のサイズが大きくなり、赤血球になれずに壊れてしまう物が多いため数が少なくなってしまい、十分な量の酸素が運べずに貧血を起こしてしまいます。
この巨赤芽球性貧血は葉酸とビタミンB12のどちらか片方でも不足していると起きるので、葉酸だけでなくビタミンB12も十分摂取するように心がけましょう。

巨赤芽球性貧血の場合、鉄欠乏性貧血とは違い鉄分を摂取しても症状は改善されません。
葉酸は体内に貯めておくことが難しいので、毎日十分な量を摂り続けるのが理想的です。
アルコールは葉酸の吸収を妨げるので、お酒をたくさん飲む人はサプリメントなどで葉酸の摂取量を増やした方が良いでしょう。
妊娠中や産後などは特に貧血になりやすい時期なので、鉄だけでなく葉酸やビタミンB12も十分に摂るようにしましょう。