がん予防

葉酸と心臓病予防

葉酸は妊婦さんに必要な栄養と考えている人が多いですが、実は心臓病などの予防になることがわかっている、万人に効果のあるビタミンです。

持病のない人が心筋梗塞などの心臓病を起こす原因として動脈硬化が挙げられます。
近年ホモシステインというアミノ酸の一種である物質が、動脈硬化と深い関係にあるということがわかってきました。
血液中のホモシステインの濃度が上昇すると活性酸素が発生し、処理が追いつかなくなると本来免疫機能を持つマクロファージなどが酸化し、血管をふさぐ原因となってしまいます。
ホモシステインはタンパク質が分解されてできるため、肥満の人に心筋梗塞が多いのにも関連があるようです。

葉酸はホモシステインを無害化する働きがあります。
すでに血液中のホモシステインが過剰な場合は、濃度を下げるために1日あたり300μg以上の葉酸を摂る必要があります。
妊婦さん以外の摂取量の目安は200㎍ですが、2倍程度なら過剰摂取にはなりません。
ホモシステインは認知症の原因の一つとも言われているので、肥満や生活習慣病などリスクの高い人は特に日頃から葉酸を摂るように心掛けるといいでしょう。
葉酸の吸収や働きを助ける効果があるビタミンB12やビタミンCなどを一緒に摂るとさらに効果的です。